天井絵

大坂在住の画家今川浩満氏が本堂内陣の天井絵を寄贈してくださいました。

今川氏は40年前に趣味で絵を描き始め、公募展「二元展」などで大阪市長賞などの受賞歴をお持ちです。10年ほど前から仏画を中心に制作し、大阪府をはじめ広島県などの寺にも作品を寄贈されております。

興行寺とは新田塚幼稚園に月1回絵の指導をしていただいてるご縁で親交があります。

今川ご夫妻が来示の折、「最後の大作を残したい」との意で、寺の本堂で仏像を安置する「内陣」の天井スペースに飾られています。

絵は縦、横60センチと縦40センチ、横60センチの計56枚で絵柄はすべて異なります。金紙を貼ったベニヤ板にアクリル絵の具で描かれています。サクラやアサガオ、トラや天女、色鮮やかで美しい絵が描かれています。

半年間かけて描かれた絵は圧巻で、報恩講時に展示されていた間多くの方に見て頂き、この美しさに感嘆の声が上がりました。

福井新聞、県民福井にも紹介されました。

後門にも寄贈

今井画伯 後門に絵寄贈
今井画伯 後門に絵寄贈

本堂内陣の後門入った所(アミダ様の裏側)に、天女や花を画にした美しい大きな絵を寄贈して頂きました。

中央の円の中は梵字で、中央に阿弥陀如来、両側に勢至菩薩、観音菩薩の三尊が描かれています。

御忌法要や報恩講にご法中方が後門より入られるので丁度正面にこの画を見ることになります。